理科や社会科は、むかしから暗記科目だと言われています。
暗記科目で覚えるだけだから、塾なんかいかなくても大丈夫
そう考える生徒も少なくありません。
けれど、理科や社会科でなかなか良い成績がとれない生徒も数多くいます。
「覚えるだけ」というのは、実はそう簡単なことではないのです。
覚えるということは、たいへんなことなのです。
覚えることのコツは、いくつもあります。
まずは、
理解すること。
理解し、納得していることだからこそ、覚えることができるのです。
理科や数学の公式は、丸暗記するのではなく、きちんと理解することが肝要です。理解した上で覚えれば、覚えやすいですし、忘れにくくなります。
次に、
整理すること。
知識というのは、脳の記憶野の中で単独で点在するものではありません。知識には繋がりがあり、体系的に整理すること、適切な記憶の連結が大切なのです。
例えば、社会科の「墾田永年私財法」はそれ単独で覚えるのではなく、「大化の改新」→「公地公民」→「班田収授法」→「三世一身法」→「墾田永年私財法」→「荘園制」という連鎖の中で理解すべきです。
そして、
確認をすること。
よくいうPDCA(プラン・ドゥー・チェック・アクション)のチェックの部分です。覚えた内容については、直後にかならずテストをします。簡単な問題でテストをして確認をすることで、知識がより定着します。また、できなかったところは覚え直しをします(アクション)。
加えて、
演習をすること。
覚えた知識を利用した応用問題を演習していきます。これによって、知識や理解がより強固になっていくわけです。
最後に、
復習すること。
そして、人間は忘れる生き物です。知識はどんどん抜け落ちていきます。
完全に知識が抜けきる前に繰り返し学び直すことで、記憶はどんどん強固になっていくわけです。
以上、こうしたポイントを、きちんと押さえて勉強してもらえれば、理科や社会などの暗記系科目はばっちりです。
当教室での、理科や社会での授業は以上のような学習のコツを生徒に無理なく身につけて貰えるように指導内容が考えられています。
正しい学習方法を生徒に身につけて欲しいというのが、私の願いです。
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