2013年4月28日日曜日

オリジナル教材開発中

SSS進学教室 オリジナルの教材を開発中です。














塾用の教材というのは、今でもたくさんあります。

学書
教育開発出版
好学出版
エデュケーショナルネットワーク
育伸社
SPRIX

主立ったところでは、以上のような出版社が多くの教材を作ってくれています。
特に、私のお気に入りの教材などは、このブログでもいくつか紹介させてもらいました。

教材について

けれども、どの教材についても不満はあるのです。
もっと、違う作り方があるのに。
常々そう思っていました。


問題は
「現場で働いている人間が直接教材を作っているわけではない」
ということだと思うのです。
だから、イマイチ良い教材が出来ない。


普通、教材会社はこんな風に教材をつくるそうです。

① 企画を立てる

② 企画に合わせて、お抱えの「作家」に問題作りを発注する
  ※作家=現役を引退した学校の先生など

③ 集まった問題をもとに編集をする

企画と編集を行う人と、問題を作る人が違います。
さらには、企画と編集を行う人は現場の人間ではありません。問題を作る人も、いい加減ロートルです。
編集の腕が良ければ、良いテキストもあるのですが、教育現場の実情をしっかり汲んだものはあまりありません。

SPRIXフォレスタは「森塾」の現場で働いている社員が制作に携わっているというのが売りで、現状考えられるもっとも優れたテキストです。
ですが、やっぱりいろいろ物足りないところもあるのですよね。

塾のメイン教科になる英語・数学の通常教材はフォレスタシリーズの中でももっとも完成度が高く、文句の付けようもないくらいなのですが、

・ フォレスタシリーズでは対応していない教科や、特別用途のテキストも多い
・ フォレスタシリーズでも物足りない出来のテキストも多い

というのが率直なところです。

「だったら、自分で作ってしまえば良いや!」

そこが出発点です。

SSS進学教室・岡崎上地教室の永見先生や、その他現場で働いている知り合いの何人かの先生方に内容の校正を手伝って貰い、SSS進学教室の本部企業であるサンマエデュケーションとも歩調を合わせて教材開発が進行中です。

ただ、一定以上の質のものを何種類も開発することはできません。
通常の塾の業務を行いながらの開発になりますので、開発のペースはどうしてもゆっくりです。
開発できるのは、どうしても特定の用途に限定した「補助教材」になってしまいます。
メインの教材として「フォレスタ」などの既存の教材を用いながら、既存の教材の穴を埋める形のものを作っていきます。
そういうわけで、種類や分量としてはそれほど多くのものを作れるわけではないのですが、内容的には考えられる限り最高のものを目指したいと思っています。

具体的に、どんなこだわりを持って、どんな教材を作っているのか。

それは、明日以降の記事で少しずつ紹介したいと思っています。

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